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zoom RSS 宇宙空間での機動

<<   作成日時 : 2013/02/13 23:58   >>

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別記事で、「宇宙戦艦ヤマト2199」での国連宇宙軍艦艇の挙動や、ヤマトに装備されている慣性制御について雑感をつづったが、これに関してRIBON-Yさんのブログ「雑誌の良心」の記事「ヤマト2199対ヤマト1974。設定対決」で考察されているのを見つけた。図も交えてわかりやすく面白い。(ということをそのうち書こうと思っていたら、「ヤマト2199。ヤマトのワープ成功以前に超光速技術が在った!」で当方の図表を参照いただいていた。ありがとうございました。)

宇宙船の動きについては、映像作品ではたいてい、大気圏内の通常の航空機のような動きで描かれるが、日常の直観に反する部分が多く、きちんと描けば面白いのにと思う。

これまで見た中で、その辺を意図的に描いて効果をあげているなと感じたものを列記してみる。

◎超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか (劇場版)
 冒頭、土星近傍でのバルキリー発艦シーン。ロボットアームにより格納庫からつかみ出される。アームから解放されると、その場に一時漂いながらエンジン噴射を開始し、やがて加速が効いてきて飛び去る。無重力状態をよく表現しているなと、当時劇場で見ながら妙に感心した。

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◎銀河漂流バイファム
 肩と脚部に姿勢制御ロケットがそれとわかるように配置されていて、劇中、これを使った姿勢制御の描写が随所に描かれている。人型ロボットとしての一般名も「ラウンド・バーニアン」(RV)で、姿勢制御ロケットの一分類であるバーニア・スラスター(Vernier thruster)の名前が織り込まれている。
 ところで、この作品あたりがきっかけなのか、姿勢制御ロケット一般を「バーニア」と呼ぶのが広まったと記憶しているが、バーニアとはノギスなどの「副尺」(最小目盛以下の読み取り補助)のことで、バーニア・スラスターは、姿勢制御の微調整用の補助ロケットを指す。例えば、スペースシャトルにはプライマリー・スラスターとバーニア・スラスターの2種類の姿勢制御ロケットが装備されていた。
 ロケットを意味する「スラスター」が無視され、「バーニア」だけが独り歩きしてしまったのは面白い。

 関連:Vernier thruster

◎Battlestar Garactica
 艦載機バイパーの挙動が素晴らしい。進行方向はそのままで機体のみ転回したり、敵艦の近傍を横向きに移動しながら射撃をしたりする。知っている中ではリアリティとしては最高の出来栄え。

 関連:Battlestar Galactica Viper Tribute
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◎クラッシャージョウ(劇場版)
 大気圏内の描写なのだが、衛星ラゴールで、ジョウの母船ミネルヴァ、戦闘機ファイター1と、宇宙海賊マーフィパイレーツの戦闘機による空中戦が繰り広げられる。このとき、双方の戦闘機とも、姿勢制御ジェットを使用した方向転換を行っている。ものすごいGがかかりそうだ。

 関連:作品情報(バンダイチャンネル)

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◎コブラ(漫画)
 これはヤマト2199で言うところの慣性制御関連。
 タートル号は、反加速装置により、「途中の減速無しに」停止することができる。敵機に追跡されていたところ、タートル号のみ突如空中に静止し、追い抜かせる描写がある。
 ただ、これは「途中の減速無しに」というよりは、「瞬時に速度ゼロに減速可能」という方が正しい。この急激な減速を船内では感じることがないので、ここは慣性制御が活躍しているのだろう。

◎ゼビウス(シューティングゲーム)
 こちらも慣性制御関連。
 「ゾシー」という回転ノコギリ状の飛行敵が「無慣性飛行物体」と説明されている。基本的に直線状の動きだが、見えない壁に反射するように、ときどき進行方向を不連続に変える。
 ゲームなのでどんな動きでも可能なのだが、これを「無慣性」と言われると妙にリアリティが増す。

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