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zoom RSS 銀河系の地図〜「共和国の戦士」(The Clone Republic)

<<   作成日時 : 2013/03/03 13:36   >>

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 スティーヴン・L・ケント(Steven L. Kent)の小説「共和国の戦士」(The Clone Republic)の舞台となる西暦2508年から2510年の銀河系の地図です。

 物語では、この時代、銀河系に進出した人類は、「統合政体(ユナイテッド・オーソリティ United Authority:U.A.
)」という連邦共和制の国家を形成しています。地球のワシントンを首都とし、射手腕、ペルセウス腕、白鳥腕、定規腕、盾・南十字腕、そして地球を含むオリオン腕の6つの渦状腕に、それぞれ30、合計180の惑星政府が属しています。

図 銀河系の地図 1 〜文庫本冒頭より
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 文庫本収録の地図は、かなりデフォルメされているようだったので、現在わかっている銀河系の構造図に重ねあわせてみることにしました。

図 銀河系の地図 2 〜最新の構造図に投影
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 地図2には、作中の渦状腕の名称を大きめの文字で書き、Wikipedia日本語版での名称(Wiki-ja)、英語版での名称(Wiki-en)をカッコ書きで付記してあります。また、作中の舞台となる惑星について、所属すると推定される渦状腕の下に付記してあります。

 銀河系の構造は、最近の研究によっても書き換えられてきており、Wikipediaの英語版と日本語版の本文、図版ごとに呼び名が統一されていないのが現状です。

 地図2を基本とすると、作中の地図1を見る上で注意が必要な点は次のようなものです。

・作中の「いて腕」は、作中に登場しない「りゅうこつ腕」とつながっており、「りゅうこつ・いて腕」を形成しています。同様に、「じょうぎ腕」は、「外側腕」(←当方によるOuter Armの仮訳)とつながっています。また、「外側腕」は、作中およびウィキペディア日本語版の「はくちょう腕」と呼ばれている渦状腕に相当するようです。

・銀河系を構成する主要な渦状腕は、「たて・ケンタウルス腕」と「3キロパーセク・ペルセウス腕」、「りゅうこつ・いて腕」と「じょうぎ・外側腕」の4本です。このうち後の2本は、最近の赤色巨星の分布から、星を含まずガスのみからなる渦状腕なのではないかとの研究があるそうです。図2の下図イラストでも、後者はやや暗めに描かれています。

・したがって、作中の「6つの渦状腕」は、銀河系の主要な渦状腕全体(たて・みなみじゅうじ腕=たて・ケンタウルス腕)、単一の渦状腕の(銀河系中心をはさんだ)部分の名称(じょうぎ腕、はくちょう腕、いて腕、ペルセウス腕)、分枝の名称(オリオン腕)が混在していることになります。


■参考サイト
・ウィキペディア日本語版
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E7%B3%BB
・ウィキペディア英語版
 http://en.wikipedia.org/wiki/Milky_Way
・銀河系地図2の下図
 http://en.wikipedia.org/wiki/File:236084main_MilkyWay-full-annotated.jpg

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