MASA Planetary Log

アクセスカウンタ

zoom RSS 鑑賞後雑感〜映画「はやぶさ/HAYABUSA」

<<   作成日時 : 2011/11/30 06:02   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

これまでみた実話系の映画の中ではかなり満足がいく内容だったと思う。日本版「アポロ13」、宇宙版「フラガール」という言葉が思いつくが、関係者の著書などにも紹介されている細かいエピソードを丹念に拾い上げつつ、ときにコミカルにアレンジしながら半架空の物語として描いていて、単なるドキュメンタリーよりも感情移入できる。

打ち上げシーケンスは、「アポロ13」と全体として似た印象であるものの、狭い管制室、山稜ごしに上昇していくM-Vを保育園児や漁師のおっちゃんおばちゃんが手をたたきながら見物する様など、米国公開を意識してのことかもしれないが、違いが出ていて良かった。

「アポロ13」のときもそうだったのだが、打ち上げのシーンで早々と泣かされてしまった。生中継を見るときもそうだが、打ち上げというのは、何年、何か月を費やしたプロジェクトが最初に差し掛かる審判の時である。この何分かを無事に乗り切らないと、宇宙機はそもそも宇宙機たりえない。そんな祈るような気持ちと、何百トンという燃料をわずか数分で燃やし尽くしてまで、ちっぽけなペイロードを宇宙に投げ上げようとする、人間のあくなき探究心への畏怖の念などがごた混ぜになって、何やら胸に迫るのである。もっとも、いきなり打ち上げシーンで始まるプラネタリウム番組「Bsck to the Earth」では、そういう感じにならなかったので、やはり事前準備の描き方とも関連しているのだろう。

地球スウィングバイのシーケンスは、もう一工夫欲しかった。「BACK TO THE EARTH」をあえて踏襲して予定軌道を三次元で描くのであれば、一歩踏み込んで計画誤差まで再現しても良かったかもしれない。個人的には、そうした非実在物は一切描かず、完成画面上の数値だけで描いてもよかったのではないかと思う。

映画公式サイト http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html

音楽が印象に残ったのでサントラを買って聞いている。主題である「帰還」、打ち上げ時の「光の中へ」など心にしみる曲が多い。


はやぶさ-HAYABUSA サウンド・トラック
潟Aリオラジャパン
2011-09-28
サントラ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by はやぶさ-HAYABUSA サウンド・トラック の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



(2011.12.18追記)
ニュースによれば、「はやぶさ2」の2012年度予算の大幅削減をもとめられているとのこと。
以前にも書いたとおり、私自身は小惑星探査そのものに非常に興味があるわけではないが、日本においても惑星探査が盛んになっていってほしいと思っている。ボイジャーの惑星探査を原体験として刷り込まれた世代の本能かもしれない。それら惑星探査は当然ながらはやぶさ2の後に続くものだから、いまはまず、はやぶさ2の成功を願ってやまない。とりあえず、関係先に要望のメールでも送ろうと思っている。

最終更新 2012.03.30

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
鑑賞後雑感〜映画「はやぶさ/HAYABUSA」 MASA Planetary Log/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる